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2006年1月 1日
新しい年、私の場所へ帰る決意☆
皆様、明けましておめでとうございます♪
大掃除が終わらなかった私です(TT);
23時にお飾りが出来上がるという始末。。。
いったい何をしていたんだか・・・;
幼稚園の最後のお手紙に、
「新年を迎えるに当たって、その準備を子供に手伝わせましょう。」
と書いてあった。
習慣を正しく受け継ごうみたいな事も。。。
「めんどくさいと感じるかもしれませんが。。。」
とも書いてあった。
世の中の母を知り尽くしてますな^^;
正直、ビデオでも見て大人しくしててくれと思ったけど・・・;
年明け、幼稚園で「お手伝いした人~?」
とかやられたら可哀想なので・・・。
出来そうな場所を探して、雑巾がけを手伝ってもらいました☆
そして褒める!
見てないところで、拭き直す。。。
母は気を使うなり。。。(TT);
そして、夜は23時過ぎまで無理やり起こしておいて。。。
年越しそばを。。。(って、ラーメンだけど。。。;)
一緒に食べる。
私は、こういうことを強制される家庭で育ったため、
未だに年越しの麺類を食べないと、本当に年が越せないと思い込んでいる節がある。。。;
hinaはすごい勢いでラーメン食べてたなあ。。。
寝息がにんにく臭いのが気になりつつ・・・;
今年最後の絵本を読んであげて、一瞬で眠りにつく。。。
そして、私は子供を見つめて昨年と今年を思う。
・・・・私は勘違いをしていたな。。。と。
結婚前、私は高くも低くもない風通しの良い宿木の一本あるような丘で
雲を眺めるように全ての現実を見続けていた。
19歳の失恋以降、ずっと。
そのわたしを、身近だった友達たちは「正直で冷たい」と言った。
それで私は満足だった。
その言葉すら、雲が流れるのを眺めるように心を行過ぎていったと思う。
結婚して、私はそれではいけないと思い込んだ。
思い込んだ理由は数あるけれど、やっぱり夫だったと思う。
夫の言葉が理解できないし、理解する必要があると信じた。
同じ場所に出て行って、私がその雲たちを手で掴むように生きていけば
その関係は変わると信じた。
街に出よう。
確信もなく、私は丘を降りて街に出た。
たくさんの出会いもあったし、たくさんの傷も負った。
それでも、夫の言葉は私にはわからないままだった。
そして、夫にも私の言葉は届かなかった。
そして、5年。
私は苦しくて、何もかもが嫌になった。
もう、限界だと感じている。
丘に戻ろう。
私の言葉が届かなくてもいいじゃないか。
彼の言葉が理解できなくても、風が吹いたように感じるだけでも。
丘にも雨が降り、雪も降る。
風も必ずしも優しくはない。
それでも私は雲が好き。
私が得ることができなかったもの、経験していない素晴らしい事柄
それを憧れるでもなく、真実として受けて。。。
ただ、眺めていよう。
全ての事柄が好きだったときに帰りたい。
もう、私の言葉が夫に届かなくてもいい。
努力は無駄ではないけど、幸せは別の場所にあった。
のんびり座って、彼の言葉を眺めよう。
それが雲であっても傷つくことはある。
雨になり、雷になり私に降りかかることも。
それでも、私には距離が必要だ。
諦めるのではなく、還りたい。
私が私を失うことの方が、私は怖い。
「人間味がない」
と夫は言う。
これ確かに。
それでも、私はその生き方が好きだ。
人間味は私の中にある。
街に出ても、昔失った恋を今でも想う時。
何も手を貸して上げられない友達に涙する時。。。
私はいつも丘に還っていたと思う。
私の中の人間味は、あの丘の風にある。
そこに帰って、少し休みたい。
ずっとそのままかもしれないけど、今はもう街に居られない。
自分を失いすぎた。
大晦日を最後に、私は街を出て
街に居る夫を丘から眺めることにする。
もしかしたら、これが最善の夫婦の図かもしれない。
私たちにとっては。。。
街で育った夫。
丘で生まれた私。
19歳以前の出会いであれば、街で出会えたかもしれない。
でも、もう10年も前のこと。
そこに帰ることはもうできない。
辛抱足りなくてすいません。
丘から見た夫は、働き者で活気ある成人男子であろう。
それだけで、もうじゅうぶんだ。
だから、私は丘に還り空を見る。
今年が穏やかな年になるように。
皆様にも、新しい年がより素晴らしいものでありますように。
いつも心から願っております。。。
こんな浮世な私ですが、今年もよろしくお願い致しますm(__)m
投稿者 さゆりん : 2006年1月 1日 01:09
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コメント
あけましておめでとう☆
って、またすごい時間だわよ。
さゆりんちは、大掃除する必要ないんじゃない?
だって、いつもマメにやってそうだから。
普段適当なわたしは、大掃除という期限付き?に必死こいて終えました。
新年早々、詩人がいるぅぅぅ!
丘と街かぁ。
それでも、5年経ったんだね。
うちも旦那と決定的な価値観の違いはある。
それは、お互い譲れないものでそういう意味ではうちらも、ふとした瞬間に、丘と街のように
離れてしまうのかもしれないな。
強い意志って。。。。
無かったら上手くいくこともあるかもしれないけど有ったからわたしがいると思ってるところが大きくて。
だから土台を変えることってできないと思ってしまう。
でもさ、その意思を知ってて一緒になったのだし。まだまだ先の長い道。形はどうであれ作っていけるといいなと願う。
さゆりんにとって丘と街は、悲しいことなのか
さっぱりしたことなのか。。。。その辺がよく読み取れず。理解力なくてごめん。
わたしには、悲しそうにみえる。
投稿者 ひろみ : 2006年1月 1日 02:42
さゆりんさんの大掃除終わらなかったと
言えども 日ごろがキッチリしてるから
OKですよー。そぉかー お飾りから作るんだー。
ステキー。
私も こんなだけど、少しずつ出来ることが
増えてきたかなぁと自己満足してるのですが、
さゆりんさんみたいに 身近にステ奥さんが
いるので、今後も向上しなきゃと 日々気付けそうで嬉しいです。
さゆりんさん。今年は 自分らしく 過ごす
ことにしたのかな。
夫婦で色々努力も大事だけど、自分を
見失わないことも大事。
ちょっと距離を置いて 冷静に 旦那さんを
見つめることもありなのかな。
疲れたらもどろう、戻れる そんな場所が
あれば 幸せですね。
今年も よろしくお願いいたしますー。
投稿者 minakyonkyon : 2006年1月 1日 14:19
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします!
おぉ。なんだか新年早々・・・・ステキな詩をよんだ気持ちになりました。
確かに、ある意味距離を置くのって必要なのかも。。。
親子が親離れ子離れするように(?)結局同じ人間ではないですからね。
まぁ、一緒に暮らしていると、この辺の切り替え難しいですけどね。
わたしも「合わない部分は距離を置く」って思っても・・・
なかなかそうは行かないですけど。
そう思えば楽にもなれるし、もしかしたら新たにいいところを発見できるかもしれませんしね。。。
どんな形にしろ、みんなが笑っていられる家が一番ですよね。
そうそう、家族それぞれ形はいろいろ。
別にベタベタしているだけが家族じゃない!?
今年もお互い楽しくやりましょ!
投稿者 viggo_eric : 2006年1月 1日 23:46
ひろみへ
年賀状届いたかなあ???
ひろみの馬鹿親ぶりな年賀状は着てたよ(笑)♪
なんか大掃除って、あんまり性に合わないかも・・・;
何していいかってわからないよ^^;
とりあえずお決まりな場所だけ押さえておいた。。。
街は怖いね(TT);
って、田舎から上京して都会になじめずで戻り決める
学生のようだけど。。。
なんにしても馴染めなかった。。。
言葉の裏や真意を重要視する生活をしてきて、
苦しむことをも美徳としてきた私だけど。。。
そういうことを一切受け付けない夫に苦しんだよ。
「子供を産んで丸くなった」
ってひろみに言ってもらった時は微妙ながらも嬉しかった。
随分無理していた時期だからこそ、ありがたい言葉だったよ。
やっぱりこれでいいんだって、思えた。
でも、丸くなるにも我慢が必要で、その我慢は私には必要ないものだったみたい。
以前の私は丸くはないかもしれないけど、この5年間の私よりもずっと愛情豊かだったと思うんだ。
愛や関係について、誰かの思うとおりにしようってのが間違っていたように感じる。
それぞれの価値観に心と目と耳を向ける余裕がなくなってきたのに気がついて、すごく危機感を感じているよ。
丘に戻っても、以前の私に戻れるわけもなく。
それを望んでもいないけど、苦しかったことも嬉しかったことと同じにもって還る気持ちになれたから。
もう街には出ないというのではなくて、時々はその人たちを間近で見たいとも思う。
なかされる前に退散したいけどね^^;
まあ、そんなこんなで今年もよろしくね♪
悲しくもサッパリともまだしていないけど、心が軽くなったのは確かだよ☆
minakyonkyonさんへ
お飾りって高くないですか???
あんな燃やしてしまうものに千円とか嫌な私。。。
正月のお花からちょっと失敬して、お飾りも作ってしまいます。
変なところでケチな私です^^;
いや・・・;
すて奥なんかじゃないですよ(TT);
だって、夫の事ほったらかしだし。。。
今年なんて、もう夫はいいやとか言ってるし;;
でも、お掃除は好きなのでこれからももっといいこと発見していきたいなと思います♪
真のすて奥目指して頑張りま~す(って、ちょっとうそ臭い決意表明ですが。。。)
自分らしさを取り戻す旅に出ようかと・・・。
丘のある場所を思い出せないかもしれないので、
もしかしたら長旅になるかもしれませんが、
もう、後ろは振りかえらずに行けそうです☆
疲れきっているので、休み休み。。。
もともと距離感を持って付き合っていたので、
急に接近してお互いに疲れたと思います。
思い通りにならないのはお互い様なので、
これからは、夫も自分らしく過ごしてほしいです。
そうしている夫を見直せるかもしれないし・・・いや、無理かも;
そうですね。
もう帰る場所も見当たらなくなる前でよかった☆
幸せなことです☆
だって、還れなかったら新しい場所を探すしかないし。。。
それは離婚てことにもなるだろうし。。。
それよりはいい結果だったと思っています。
あとは道中気をつけて、わが道を探すなり☆
ま、そんな私ですが今年もよろしくお願い致します♪
投稿者 さゆりん : 2006年1月 2日 00:00
viggo_ericさんへ
そうそう、型にはまった家庭を無理に築くのは
子供にも負担があると思っての決断。
私は恋愛体質ではないし、必要以上には相手を好きになれないみたい。
恋愛じゃないなら、やっぱり距離が必要不可欠だもんね☆
私には笑っている必要があるし、子供たちが私に対して不安を持たないように。。。
何より、自分が一番辛いから^^;
今年も愚痴を言いながらも楽しくやっていこうね♪
投稿者 さゆりん : 2006年1月 2日 00:04
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